蔦屋重三郎と狂歌俳諧ブーム  教養ページ

教養としての日本語の歴史
蔦屋重三郎と狂歌俳諧ブーム

江戸時代は庶民文化が花開きましたが、それは日本語の長い歴史の積み重ねの上に起きたものです。長い間、漢籍が日本の正統な書物とされてきましたが、庶民は漢籍を離れて自分たちの日本語で思考を鍛えていきました。蔦屋は「吉原細見」を手始めに数々の「狂歌絵本」を発行して江戸の出版界をけん引しました。しかしそれが松平定信の「寛政改革」に引っ掛かり身代半減の憂き目を見ます。一方芭蕉の開いた俳諧は多くの歌舞伎役者がたしなむようになります。喜多川歌麿や東洲斎写楽の錦絵はそのことがわかるといっそう面白いです。
※ご希望があれば動画受講もできます。

◾️講座日程
※体験会 3/13(木)
①4/10 狂歌俳諧でよむ富嶽三十六景
②5/8 日本書記の暗号「倒語と諷歌」
③6/12 古事記の暗号「論語・千字文」
④7/10 富士山のご縁年と干支
※8月はお休み
⑤9/11 天の香具山から香炉峰へ

講師名

岡林 みどり(北斎研究家)

開講日 第2木曜 13:15~14:45
受講料 3,300円 (税込)※資料代別
会場 フジサワ名店ビル M2階Dホール
持ち物  
その他  
タイトルとURLをコピーしました