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”はじめての能”におすすめ!『鎌倉能舞台と能を知る会』【読者プレゼントあり!】

みなさんは「能」にどのような印象をお持ちでしょうか?
伝統芸能、難しい、能面が怖いなど、敷居の高いものだと感じる人が多いのではないでしょうか。

鎌倉能舞台では、解説や字幕がついてわかりやすい「能を知る会」が定期的に開催されています。最近では能舞台の中に和カフェをオープンするなど、はじめての方でも親しみやすい環境づくりが行われています。

鎌倉能舞台

今回は能や狂言の簡単な概要と、はじめての能楽観賞にオススメな「能を知る会」についてまとめました。
豪華プレゼントもあるのでぜひ最後までご覧ください!(※プレゼント応募は6月25日(土)23:59締切りです※)

そもそも能・狂言とは?

能は室町時代(およそ600年以上前)に生まれた、現存する世界最古の演劇とされています。

そのルーツは中国から渡来した「散楽さんがく」にあります。散楽というのは、曲芸、音楽、物まね、歌舞などの多種多様な芸の事を言います。

能と狂言はこの散楽が日本で発展していくなかで、枝分かれして生まれました。

「能」は歌・舞を中心とした歌舞劇で、歴史上の事件・人物の話や、神話、物語を題材にした悲劇が多いです。
主人公(シテかた)がつける能面、きらびやかな装束が特徴です。

「狂言」中世の庶民の日常を題材にした、セリフが中心の喜劇です。
ほとんどは面をつけずに演じられ、「笑い」を通して、人間の普遍的なおかしさが描かれます。

狂言

「能」「狂言」は合わせて「能楽のうがく」と呼ばれます。

はじめてでも楽しめる!「能を知る会」

「能を知る会」は、はじめての方でも、能楽を気軽に楽しめる工夫が随所にされた公演です。公演の構成は、

解説(あらすじ・みどころ・用語など)
狂言

質疑応答

となっており、公演時間は2時間半ほどと、見やすいようにコンパクトにまとめられています。

そして「能を知る会」最大の特徴は、能の公演中に現代語訳(日本語&英語)や解説をモニターに表示する「字幕e能」です!
単なる詞章ししょう(台詞・歌の文)ではなく、場面の説明や型の説明もされるので、より身近にわかりやすく能を楽しむことができます

写真の右上に注目。モニターに字幕・解説が表示されます。

今年は大河ドラマに合わせて、「源平の合戦」や「曽我兄弟」等の物語をテーマとした曲を取り上げているので、鎌倉時代をもっと知りたい方にもおすすめです。

そんな「能を知る会」について、能楽師で鎌倉能舞台業務理事を務める中森なかもり貫太かんたさんに楽しみ方を聞いてみました。

能楽師 中森貫太さん (公益財団法人鎌倉能舞台業務理事、能楽師観世流シテ方、重要無形文化財総合認定保持者)

Q.事前の予習は必要でしょうか?

中森さん前もって勉強せずに来ていただいて大丈夫です!

昨今はインターネットにありとあらゆる情報が出ているので、余裕があれば曲のことを検索していただいて、あらすじや、元になった物語を知っておいていただけると、演じる側としてはありがたいです。

Q.7月2日の公演の見どころは?

中森さん:朝の部の「俊寛しゅんかん(シテ方は中森貫太さん)」は「鹿ヶ谷の陰謀」により流罪となった俊寛の悲劇の物語で、かなり渋い曲です。一人取り残されそうになる俊寛がともづな(船をつなぎとめる綱)に取りすがる場面のリアルな動きは見どころの一つです。

能「俊寛」

昼の部の「小督こごう」は平清盛の娘を妻としながら、別の女性小督の局こごうのつぼねを愛してしまった高倉天皇。その家臣、源仲国がシテの曲。高倉天皇に命を受けた源仲国が、清盛を恐れて行方をくらました小督の局を訪ねる、ラブロマンス的な物語です。シテが能面を掛けない直面ひためん(生きている男性の役柄)なのでわかりやすいお話になっているかと思います。

能「小督」

Q.はじめて能楽を見る方に向けて、注目のポイント・魅力を教えてください

中森さん:客席と舞台の距離がとても近いので、細かい能面の表情や装束の柄も楽しめますし、能楽というものを身近に見ていただける一番いい機会だと思います。

最前列から見た能舞台。とにかく近い!

最後に質疑応答の時間があるので、疑問点があれば、どんなことでもお答えします!

「能を知る会」は鎌倉以外に東京公演、横浜公演も行われています。

公演情報はこちら↓から確認できます。
http://www.nohbutai.com/perform/index.htm

能をもっと!楽しむ

鎌倉能舞台では、公演以外にも様々な形で能にふれることが出来ます。

中森さんいわく、能を知るにはやってみるのが一番!ということで、鎌倉能舞台では能の謡曲・仕舞のお稽古を受けることができます!
詳細は鎌倉能舞台のHPで確認できます。まずは見学・体験から受けることができますよ。
http://www.nohbutai.com/kanta/1_susume.htm

能舞台をより開かれたものにするため、今年の4月には鎌倉能舞台の中に和カフェ「能舞台茶寮 神楽」がオープンしました。こちらは能舞台を見下ろしながらお茶を楽しめるカフェで、能舞台の雰囲気にぴったりなお抹茶や、能面がラテアートになった能面ラテといったユニークなメニューも用意されています。

お抹茶・能面ラテ

また、カフェご利用の方は特典として能舞台をバックにした記念撮影、能舞台内の常設展示(能面や能装束、楽器)の観覧、能楽師 中森さんが在店時は、展示や公演についての質問も可能です!

中森さんが能面アロハでおもてなし。

能面や扇の展示、能を紹介するパネルも

「能舞台茶寮 神楽」については、7/1発行の江ノ電沿線新聞「うまいものある記」で詳しく紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。

2022年7月2日「能を知る会」御招待券をプレゼント!

2022年7月2日(土)の「能を知る会」鎌倉公演のご招待券を抽選で4名様にプレゼント!

チラシはこちらをクリック

・午前の部 開演:10:00~ (開場 :9:30~)
2名様
・午後の部 開演:14:00~ (開場 :13:30~)
2名様

ご希望の部を必ずご記入の上、ご応募ください。応募の締め切りは2022年6月25日(土)23:59まで!

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