カルチャー

生活の中で楽しむアートを『ART&CAFE 湘南くじら館』

湘南モノレール「目白山下駅」を出ると、目の前にあるグリーンの建物。
2018年に惜しまれつつも幕を閉じた、ギャラリー「湘南くじら館」が「ART&CAFE 湘南くじら館」として2022年2月にOPENしました。

オーナーの小山田さんが2019年に引越したこの建物は、もともと診療所でした。
元診療所というユニークなこのスペースはギャラリーにできそう。と考え、前のくじら館と同じく、小山田さんと池田さんのお二人で再スタートすることなったそうです。
元々、白かった壁の色は、診療所と間違われないようにとグリーンに塗られました。

"新"くじら館とモノレール

中に入ると、様々なアーティストの作品が出迎えてくれます。

"生活の中で楽しむアート"をテーマとしており、お部屋に飾りやすいものや、身につけられるものなど、コンパクトな作品が多いです。
一部非売品もありますが、ほとんどの作品は購入することが出来ます。

空き缶から作られたという、三喜徹男さんのキュートなネコバッチ

Made in Occupied Japan(占領下の日本製製品)コレクターの収集アイテムの展示

ギャラリーは元・待合室と元・診察室の2部屋。
待合室の小窓や、レントゲン室用の壁のくぼみを利用した額などに診療所の面影が感じられます。

待合室の小窓を活かした展示

奥の部屋はサンルームになっていて、暖かな日射しの中でアートを楽しめました。

展示は約2ヶ月に1度入れ替わります。6月・7月には室内とお庭で彫刻の展示を予定しているのだとか。展示内容などの情報はくじら館のFacebook(https://www.facebook.com/artcafeKujirakan/)、Instagram(https://www.instagram.com/shonankujirakan/)から確認できるそうです。

ART&CAFEなひとときを...

カフェスペースではアートを眺めながら、お茶をいただくことができました。

カフェのメニュー

1日10セット限定の和菓子とお茶のセットを注文。
和菓子 一菓」のどら焼きとコーヒーをいただきました。

和菓子とお茶のセット

オーナーの手が空いているときには、アーティストの経歴や、作品制作の過程などのお話を聞くことができます。
お話を聞いてから作品を見直してみると、印象が変わったり、細かな部分に注目して見られるので、少し得した気分になります。

ワークショップ・野外でもアートを!

オーナーの小山田さんはギャラリーの運営以外にも、藤沢地産地商プロジェクト「湘南ブルー藍プロジェクト」や、野外展「ふじさわアートフェスティバル」の運営などの活動もされています。

湘南ブルー藍プロジェクトは、藤沢で育てた藍を使用した「藍の生葉染め」を通じて、藤沢の魅力を発信するプロジェクトで、藍の生葉染めを体験できるワークショップも行われています!

湘南ブルー藍プロジェクトのスカーフ

ふじさわアートフェスティバルは藤沢の大鋸に建てられた、旧モーガン庭園での野外展です。絵画・彫刻・染織・陶芸・写真など、自由な発想のわくわくするアートが展示されるとのこと。今年は2年ぶりの開催で、2022年5月4日(水・祝)~5月8日(日)の期間で行われる予定です。

ふじさわアートフェスティバルのパンフレットは以下の画像リンクからご確認いただけます。

 

お店情報

ART&CAFE 湘南くじら館

住所

神奈川県藤沢市片瀬目白山1-3
湘南モノレール「目白山下駅」より徒歩1分。
※駐車場・駐輪場はありません

営業日

木曜・金曜・土曜

営業時間
12時00分~17時00分

※記事執筆時の情報です。

湘南くじら館
https://shonankujira.wordpress.com/

湘南ブルー藍プロジェクト
https://shonanblue-i.jimdofree.com/

ふじさわアートフェスティバル
https://fujisawa-artfestival.jimdofree.com/

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