カルチャー

意外と甘い!?文豪たちの愛の言葉を紹介するバレンタイン特別展示

「愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン&ホワイトデー」が鎌倉文学館にて、3月13日(日)まで開催中です。

この展示では夏目漱石、与謝野晶子、芥川龍之介、太宰治など鎌倉にゆかりのある文豪たちの愛にまつわる言葉が紹介されています。
展示のパネルには愛の言葉と文豪のプロフィールがまとめられており、作品を読んだことのない方でも楽しめるようになっています。

展示の様子

展示から愛の言葉を一部ご紹介!

あたしはうしても
絶対にされて見たいの

夏目漱石 小説『明暗』より

戦闘、開始、
恋する、すき、こがれる、
本当に恋する、本当にすき、
本当にこがれる

太宰治 小説『斜陽』より

芥川龍之介がおしるこ愛をつづった原稿も

 展示はパネル以外にも、愛に関する作品の初版本や掛け軸などが展示されています。なかには、与謝野晶子の短冊や、大の甘党であった芥川龍之介がおしるこ愛をつづった、鎌倉文学館所蔵の『しるこ』の原稿の複製など貴重な展示品もあり、文豪の私生活を垣間見ることができます。

恋に効く?愛の言葉おみくじ

入館者には展示品から選ばれた12人の文豪の言葉のどれかがあたる
「愛の言葉おみくじ」がプレゼントされます。

イベント詳細

愛は言葉だ!文豪のハートにふれるバレンタイン&ホワイトデー

開催日

2022年1月22日(土曜日)~2022年3月13日(日曜日)
開館時間…1・2月は9時00分~16時30分、3・4月は17時00分まで(入館は30分前まで)。
休館日…月曜日(1月10日、3月21日は開館)

観覧料
観覧料…300円(市内の高校生以下と65歳以上の人は無料)

バレンタイン限定「実篤チョコ」の販売もあります。チョコレートはモロゾフ製。1缶540円(税込)。お一人様5つまで。

鎌倉文学館の外観。庭園の散策もできますよ。

鎌倉文学館(http://www.kamakurabungaku.com/index.html)では収蔵品展「作家のコレクション」も開催中です。


画像出典:近代日本人の肖像
本記事のサムネイル画像の一部(夏目漱石、与謝野晶子、芥川龍之介)は
「近代日本人の肖像」(国立国会図書館)を加工して作成しました。

-カルチャー